シチズンのダイビングウォッチ「プロマスター マリーン BN0156-05E」の解説をしたいと思います。
今回の解説には「クラシックなダイバーズウォッチを、よりフォーマルな服装と合わせることはできるか?」というところに着目してみました。
すると、この時計の汎用性の高さが明らかになってきたので共有したいと思います。
最近の生活スタイルに本当に必要な機能は何か?
はじめに断言しておきますが、このプロマスターはダイバーズウォッチの中でもとくに日常的に、気軽に使える時計です。
現代のアクティブな男性スタイルに適しており、カジュアルでもビジネスでも使いやすい多用途性を持つとおもいます。
さらに、クォーツ(エコドライブ)方式のこの時計は、日常の巻き上げが不要で、強い振動や磁気への耐性も持つ。社会生活の煩雑さから解放され、現代のスマートなライフスタイルを支援する。クォーツ式のダイバーズウォッチは、現代生活に最適な選択と言えるだろう。
シチズンのプロマスター シリーズは、過酷な環境にも耐える堅牢さと、高い機能性を備えたプロフェッショナルな時計である。特にこのモデルは、200mの防水機能を持ち、光発電エコ・ドライブを搭載しており、基本的ながらも非常に人気のあるモデルとなっている。この時計は上品なデザインでありながら、その信頼性と機能性で、多くのディスカッションの余地を提供し、時計を楽しむ入門としても適している。
防水性とスペック
この時計は200メートルの防水性能と月差±15秒の精度を備え、信頼性が高い。44mmの大きめステンレススチール製ケースと、シチズンの光発電エコ・ドライブ技術を搭載したCal.E168ムーブメントにより、フル充電時には最大6ヶ月の動作が可能です。耐磁性能と逆回転防止ベゼルも装備されており、実用性に優れたエントリーレベルのダイバーズウォッチです。 デザイン面では、普遍的なブラックベースにクラシックなデザインを採用しており、流行に左右されない外観が特徴です。
そして、このプロマスターの日常でのスタイリング適応性に注目しました。実際、この時計が到着した時期はファッション業界で次シーズンの春夏アイテムが展示される時で、人気のインポートブランドが集まるショールームでその実力を試す機会がありました。
ファッションとしては?
ダイバーズウォッチは基本的にスポーツ向けのデザインですが、最近ではフォーマルな場でもカジュアルなスポーツウェアが受け入れられるようになっています。このため、定番でスポーティなデザインのプロマスターは、成熟したスタイルでもその存在感を発揮する好機と言えるでしょう。
最初に試したアイテムはシアサッカー製のジャケットで、その凹凸感が春夏シーズンに適した軽やかな質感を提供します。伝統的には白地にストライプが多いですが、最近ではダークトーンのバリエーションが注目されています。このダークなジャケットとブラックのダイバーズウォッチの組み合わせは良好で、ドレスシャツよりもブラックのポロやスキッパーシャツの方が統一感が出ると感じました。
次に選んだのはスエード製のブルゾンで、ミリタリー要素を含むデザインが特徴です。肩にエポレット、胸にはヒダ付きのダブルポケットがあり、ダイバーズウォッチとの相性は自然に良いと思われますが、ラバーベルトがスタイルに合わない印象を与えました。よりクラシックな雰囲気にするために、NATOストラップに変えると良いかもしれません。
また、デニム風のコットンを使用したフレンチワーク風ブルゾンも選択しました。アメリカのワークウェアスタイルが基本であるものの、フレンチテイストを加えた新しいラギッドスタイルが登場しています。このジャケットにダイバーズウォッチを合わせたとき、カーディガンとグレーのスラックスを追加することでさらに良い印象を与えるコーディネートが完成しました。
最後にトライしたのはマリンテイストのストライプブルゾンで、春夏のリゾートスタイルを象徴するアイテムです。白とネイビーの大きなストライプが特徴で、海に関連するダイバーズウォッチとの組み合わせを試みましたが、ブラックの文字盤とラバーバンドが予想以上に重たく感じました。軽快感を保ちたい春の装いには、小さめのダイバーズウォッチの方が適していると感じました。
プロマスターのモデルでトレンドに沿ったスタイリングが実現可能!
一般的な予想通り、基本的なダイバーズウォッチの適応能力は非常に高いです。この一本だけで、流行を取り入れた成熟したスタイルもほとんどカバーできることが明らかになりました。 さらに、理想的には、このBN0156-05Eに加えて、少し小さいサイズのドレスウォッチを持つことで、スタイルはほぼ完璧になります。価格が約40,000円と手頃であるため、ドレスウォッチにもう少し予算をかけて選ぶ余地があります。
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